自由に楽に息を吸う

きょうだい児で福祉職女子。思うことを自由につらつらと。

ついてまとう

未だに、友人に言われるんです。

一番上だと思ってたって。

そりゃそうですよね、姉がいるなんて話しませんでしたから。

兄弟いるの?という質問が、いつも怖いのです。

何してるの、いくつ違いなの?仕事は?

深くつっこまれませんようにと祈りながら、最低限だけ答えてやり過ごしています。

話したくないから。

 

仲が良ければ、違ったかもしれない。

でも、ただ同じ家にいるだけの人だもの。

助けられたことなんてないし、無理を言って親を苦しませる姿ばかり見てきました。

「絶対にこの日に母と出かけたい」と姉が言うからと、わたしに一日仕事を休んで父の世話をしてくれないかと母が困った顔で言いにくるのです。

断ればきっと、私なんか死ねばいいんだと騒ぎ、母が苦しむ。こちらにとっては母を人質に脅されているようなものです。

 

誰かが自分のために動いてくれたなら、ありがとう、と伝えるべきだと思います。

でも姉は、母にさえ言わない。

わたしになど尚更ない。

仲良くいられるなんてありえない状況だと思いませんか。

 

表面上の、当たり障りない会話しかしない。

リビングのど真ん中に布団を敷き、自分のものを積み上げ、食事以外は常にそこに陣取っている姉を見ていたくないので、わたしも自然に自分の部屋に閉じこもるようになった。

見ていたくないのです。

 

父や母には、育ててもらい養ってもらった恩があります。

姉にはありません。

親亡き後に面倒を見ようなんて思えない。

そう仕向けたのはあなたでしょう。

 

わたしはわたしの人生を生きたいのです。