家
家が好き、家族が好きという人がうらやましい。
わたしにとって家は、見たくないものが見える場所、誰かのケアのためにいなければならない場所だから。
週末は、顕著。
せっかくの休みなのになぜこんな思いをしなければならないのだろうと憂鬱になる。
平日に有給休暇を取ったのに、仕事の振りして家を出て、外で過ごしたこともある。
メンタルが不安定なときは、仕事帰りに家に帰りたくなくて、わたしはどこへ行けばいいんだろう、わたしの居場所はどこなんだろうと泣きながら車を運転した。
それでもここにいるかぎりは、帰らなくちゃいけないし、何ともないふりをして過ごすしかないんです。
早く、わたしはわたしの家を持ちたい。
早くこの家を出ていきたいです。