あるきょうだい児ブロガーさんのこと
わたしがこのブログをつくろうと思ったきっかけをくださった、きょうだい児さんのブログ。
なくなっていました。
削除されたのでしょうか、もう知るすべがないのでどうしようもないことなのですが、気になります。
彼(もしくは彼女)の本音が綴られた文章は、鋭いほどに真っ直ぐでした。
でも、その本音に強く共感して、わたしも本音を吐き出したいと思って、今に至っています。
批判を受けることもあったんじゃないかと思います。
実情を知らない、このような環境に縁のない人にとっては、障害者差別に思えたのでしょう。
蚊帳の外にいる当事者じゃない人が、そんな家族を責めるのです。
我慢して我慢して、自分の人生を犠牲にしてきた家族に。
障害者なのに大事にできないのかと。
ただの兄弟なら、毛嫌いしても縁を切っていても何も思わないだろうに、障害があっただけで無条件に擁護の対象になり、そうされないことは差別だと言うのです。
世間は勝手です。
自分で自分の幸せを追いかけることのなにが悪いんだろう。
身内に障害をもつ人がいたら、幸せを求めることすら認められないのでしょうか。
彼(彼女)の悩んでいたことは、問題たちは、一つでも解決したのでしょうか。
生きやすい環境を手に入れて、穏やかに暮らせていることを願っています。